株式銘柄スクリーニング・手法|
株式銘柄スクリーニング・手法|短期勝負!! 売られすぎ優良銘柄で反発を狙う
短期勝負!!
売られすぎの優良銘柄で
反発を狙う
2022年9月以降は下落基調が強まっており、短期的な売られすぎの優良銘柄で短期的な利ザヤを稼ぐための銘柄をスクリーニングします。
どのような手法か?
2022年9月の米国FOMCにて大幅な利上げ継続が決まり、金融引き締め継続による株式相場の更なる下押し懸念が生じています。
このようなときは手許の現金比率を高めて保有資産を防衛しつつ、短期売買により細かな利ザヤを稼ぐことが有効といわれております。
本記事では、短期的なデイトレに向く銘柄のスクリーニング方法とどのような日にトレードしてよいか、トレードに向かない日はどのような日かを解説いたします。
短期勝負向きの銘柄をどのようにスクリーニングする?
まずは基本条件設定です。
今回はバックテストは行いませんので、検索基準日のチャックボックスはチェックしません。
この手法は短期トレードを行いますので、時価総額が小さいと流動性が低く想定通りに売買ができませんので、時価総額の最低額を500億円に設定します。
次に財務条件の設定です。
財務条件として、下がりすぎによる反発を狙いますので、「テクニカル指標」「移動平均乖離率」「5日平均線」「<(未満)」「-5%」と選択します。
これで直近日足の終値が5日移動平均線より5%を超えて下回っている銘柄を抽出することができます。
次に優良銘柄を選択するということが大切です。
財政状態が悪い銘柄が株価下がってもそれは財政状態が下がっているから株価がさがっているだけであり、反発が狙えるものではありません。
そのため、高収益体質の銘柄を狙うようにしています。今回はRORE15%以上の銘柄を選択しています。なお、ここはFxLogBookの財務スコアの安全性、収益性がスコア7以上の銘柄を狙うという選択でもよいと思います。
上昇が期待できる優良とは成長を続けている銘柄を示します。いくら過去連続して成長しても、今期見通しがダウンしている銘柄は上昇が期待できないだけではなく、これまでの期待の反動で大きく株価が下がる可能性があります。
そのため今期見通しが前期比より上昇していることが重要です。
そのため、経常利益の当期見通しが、前期実績より5%以上増加する銘柄を抽出しています。なお、ここはFxLogBookの財務スコアの成長性スコア7以上の銘柄としてもよいと思います。
スクリーニング条件の設定は以上となります。
スクリーニング後はどうすればよい?
スクリーニング結果を出力したらその銘柄をクリックして銘柄分析頁に移動します。
まずは画面を一番したまでスクロースさせて業績予想の変化状況を確認します。
直近で下方修正している場合は避けましょう。
次に上段のメニューから「適時開示情報」をクリックして適時開示頁に飛びます。
そこで直近でネガティブな情報が開示されていないかを確認します。
最後に前日のNYダウの動きを確認して本日のマーケットの方向性を確認します。
前日のダウが大きく下落している日は東京市場でも大きく値が下がる可能性がありますので反発を狙う逆張りトレードは避けた方がよいでしょう。
デイトレで大切なのは、その日の内にクローズして損益を翌日に持ち越さないことです。
これを心掛けてトレードしてください。