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サヤ戦略
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サヤ取りツールとは?

サヤ取りとは?

サヤ取りとは、世界三大利殖法の一つで、株式などの金融商品において「買い」と「売り」を同時に両建てで保有して、その2つの銘柄の価格差(サヤ)の伸縮から利益を狙う投資手法です。

価格推移の連動性が高い相関性の高い2つの銘柄の「買い」と「売り」組み合わせることによって、相場全体が一方向に推移した場合でも2銘柄の損益は相殺されるため、市場全体の価格変動リスクを軽減しながら運用を行なうことが可能です。サヤ取り投資は、別名「ペアトレード」「ロングショート」「裁定取引」「アービトラージ」など複数の呼び方が存在しております。

サヤ取りでは、似たような値動きをする2銘柄の片方を売り、もう片方を買うという取引きを行います。似たような動きをしていることで市場が大きく一方的に動いた場合に片方が上昇して損がでたとしても、もう片方が下落して利益がでるので市場変動の影響を受けにくくなっています。
似たような動きはしているものの、2つの銘柄の価格差である「サヤ」は常に一定ではないため、この価格差を取りに行くのが、サヤ取りの基本です。

下記の図は、買いが商船三井、売りが川崎汽船の1年間の株価変動率を並べたチャートです。この2社の株価は0.96と非常に高い相関をしており同じような動きをしていますが、よくみると2つの銘柄の倍率(=サヤ)が広いところと狭いところがあります。
当サイトが対象としている「サヤの平均回帰」トレードでは、サヤが広がったところで価格が高い銘柄を売り、価格が安い銘柄を買うというエントリを行い、サヤが縮小したところでクローズすることで利益を生み出します。
また、この2つの銘柄は上昇、下降の幅は違いますが、同じタイミングで上昇し、同じタイミングで下降しているのがわかりますでしょうか?
エントリ期間中に相場が大きく変動したとしても、相関係数が高い2つの銘柄の売りと買いを同時にいれることで、片方は損がでますが、もう一方の利益で相殺することができるのです。

サヤ取りのイメージ

当サイトの「サヤ取りツール」は日本を代表するJPX400銘柄+追加の数銘柄を対象にサヤ取りに向いた相関性が高い銘柄ペアを簡単に検索することができ、全機能を無料で利用することができます。無料だからといって利用可能な機能に制限は設けてません。

※サヤ取りツールのご利用は無料ですが、お気に入り銘柄を保存するためにはアカウント登録が必要です


サヤ取りツールで取引ペアを探すには?

サヤ取りを行うためには、株価の動きの相関係数が高く、「サヤ」の動きがきれいな正規分布を描いており、2つのペアの株価の散布図がきれいに右上がりになっているペアを見つけることが必要です。

1.相関係数
サヤ取りでは価格が同じような値動きをしているペアの一方を買い、もう一方を売るという取引きが行われます。この同じような値動きをしているかどうかを測定するのが相関係数で、1に近いほど値動きに相関性が高く、0に近づくほど相関性が低くなります。
サヤ取りを行うためには相関係数は0.8以上のペアであることがが望ましいです。
当サイトのサヤ取りツールでは通常の相関係数に加え、前日からの価格変動率の相関性を価格変動相関として相関係数と合わせて検索を行うことができ、より価格推移が近似した銘柄ペアを検索することができます。なお、価格変動相関は0.6以上が望ましいと考えています。
サヤ取りと相関係数

2.正規分布
下の2つの正規分布図では左側はきれいな正規分布となっていますが右側は正規分布の山が崩れています。サヤ取り向きなのは左側のような綺麗な正規分布を描いているペアとなります。
正規分布図が綺麗な富士山のような形になっていた場合、現在のサヤの位置が山の両端付近にあるのが好ましいエントリタイミングとなります。
そのため、表の下に記載しているペアの現在の倍率を確認したら正規分布図の山のどこに当てはまるかを確認し、サヤの縮小を狙うのであれば現在の倍率が正規分布の左端に近いところにいるペアを選択してください。当サイトの正規分布図上には、現在のサヤの位置を赤いバーで表現されており、瞬間的にサヤの位置がわかるように工夫されています。良いペアの正規分布図とそうでないペアの正規分布図

3.散布図の状態
それぞれの銘柄の株価を散布図にプロットした場合、綺麗に右上がりになっている銘柄がサヤ取りに向いている銘柄となります。
下の散布図は左側は綺麗な右上がりですが、左はやや崩れています。右側は駄目とはいえないもののより好ましいのは左側となります。
散布図は綺麗な右上がりがよい銘柄ペア

4.各銘柄の株価チャートの状態
相関係数、正規分布の形状、散布図の形状が適切なペアは株価推移が非常に類似しているものとなりますが、株価チャートにおいて想定通りに類似した動きになっているかを確認してください。大部分の期間は類似していても直近が大きく変動している場合にはエントリは避けたほうがよいことが多いので特に気を付けて確認することをお勧めします。


5.サヤの動きと偏差値
二つの銘柄の倍率推移をサヤチャートで確認します。サヤチャートには倍率のほか移動平均線、±1σと±2σが表示されています。確認ポイントはサヤの動きが概ね横向きであり、サヤ縮小狙いの場合は右下がりになっていないこと、直近で急激なサヤの動きになっていないことです。緩やか波の動きで過去推移のボックス内の下限付近に位置している場合でやや上向きになっている場合には絶好のエントリチャンスとなります
また、当サイトのツールではサヤの動きを偏差値で表示しています。サヤの縮小狙いの場合には偏差値が過去最低水準であり、且つ偏差値が35以下になっている場合にエントリを検討します。


このようにサヤ取りに向いたペアは相関係数、サヤの正規分布、散布図の状態、株価チャートの近似性、サヤの状態を複合的に検証しなければいけませんが、これを個人で行うのは非常に難しく、通常は有料のツールを利用することになります。但し、この有料ツールは利用料金が比較的高めに設定されているので、個別株のサヤ取りを躊躇する人が多いのではないかと思います。

当サイトのサヤ取りツールでは無料で利用できるだけではなく、相関係数が高い銘柄が簡単に検索できるでけでなく、正規分布、散布図の状況、サヤの状況を簡単に確認することができます。


※サヤ取りツールのご利用は無料ですが、お気に入り銘柄を保存するためにはアカウント登録が必要です




 サヤ取りペア検索結果

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