FX手法・EAロジック|
FX手法・EAロジック|通貨強弱分析よる強弱差を利用した裁量トレード手法
通貨強弱分析による
強弱差を利用した
裁量トレード手法
為替相場は各通貨ペアの強弱でレートが動いていきます。
強い通貨は買われ、弱い通貨は売られていきます。
今回はこの通貨ペア強弱のロジックを用いた具体的なトレード手法を解説します。
通貨ペアの強弱とは何か?
為替相場は各通貨ペアの強弱でレートが動いていきます。
強い通貨は買われ、弱い通貨は売られていきます。
たとえばドル円では、ドル円を「買う」とは「ドル」を買い、「円」を売るということになります。円が弱いときには円が売られ円安になっていき、円が強いときには円が買われ円高になっていきます。
そして通貨ペアの両方ともが強いまたは弱い状況では、もみ合い状態が続きます。
この通貨ペアの強弱を知ることでトレードに根拠をもって取り組むことができます。
どうやって通貨ペアの強弱を測定するのか?
通貨ペアの強弱を知る方法はいくつかありますが、今回は当サイトの通貨強弱分析を使用することにいたします。
https://www.fxlogbook.jp/analysis/sw/
※現在は通貨強弱分析の頁の公開を停止しています。
表示は日足のみで9期間と26期間の移動平均線の乖離率をベースに日々算出、更新しており、すべての値の合計が常にゼロになるように計算されています。
また、このグラフでは弱い通貨ほど上に、強い通貨ほど下にきます。このグラフのケースではJPYが一番強く、GBPが最も弱い状態になっています。
ちなみにJPYとUSDのみ表示させて、下部にUSDJPYのレート推移を表示させるとこのようになります。
ドルと円のクロスで、円が上になっているあたりから円安がすすみ、最も円安が進んだところの乖離が最も大きくなっています。
その後、日本線の乖離幅(以降「さや」と呼びます)が狭まるにつれて円高となってきているのがわかると思います。
具体的なトレード手法は?
「強い通貨を買い、弱い通貨を売る」
- エントリ基準-
・通貨ペアの線がクロスしたら、上の線の通貨を売り、下の通貨を買います。
- 利確、損切り -
・利確基準:利益をなるべく伸ばすようにトレーリングストップで設定します。
・損切り:利確前に再びクロスしてしまった場合には、その時点で損切りを行います。
「売られすぎ通貨を買う、買われすぎ通貨を買う」
通貨ペアの片方が-11を超えたら、その通貨は買われすぎの傾向がありますので逆張りで売りを入れます。
+11を超えた場合には売られすぎの傾向が出ていますので、買いを入れます。
また、この後に順調に「さや」が縮小し、通貨ペアがクロスした場合に追加のポジションのエントリを行います。
- 利確、損切り -
・利確基準:利益をなるべく伸ばすようにトレーリングストップで設定します。
・損切り:±11で入った場合、±14まで行ってしまった場合に損切りします。
ただし、その後±14.5まて言った場合に再度エントリをします。この場合の損切り基準は±17となります。